▼ 認証方法の決定 / 設定 / セキュリティ情報の確認 / 多要素認証のリセット(初期化) / その他
近年、「単純なパスワードを推測」「解析プログラムの使用」「フィッシング」などでID・パスワードが流出し、それに伴うハッキング被害が多数報告されています。
自身がサイバー攻撃の被害者になるだけでなく、乗っ取られた自身のアカウントを踏み台に利用され、他人への大量のメール送信やウィルスメール送信など、気付かないうちに加害者となってしまうケースも報告されています。
多要素認証とは、下記の3種類の「要素」を、2つ以上を組み合わせる方法です。本学では、MAINアカウントの「知識情報(IDとパスワード)」に、「所持情報」を追加し、認証を強化します。
# | 要素 | 内容 |
---|---|---|
1 | 知識情報 | 自分が知っている、ID、パスワードや秘密の質問など |
2 | 所持情報 | 自分が所有している、スマホや携帯電話などのデバイス |
3 | 生体情報 | 自分の指紋、顔、虹彩など |
例)SMS認証
1. パソコンに【IDとパスワード】を入力すると、
➔ スマホに【認証コード】が送信される
2. パソコンに【認証コード】を入力すると、
➔ 認証される
▲画像はクリックで拡大
STEP【1】認証方法 の 決定
- 自身の所持するデバイスの種類により、認証方法を確認し、手順(①~③)を決定してください。
- 機種変更や紛失に備えて、複数のデバイスへの設定を推奨します。(例:スマホと固定電話)
デバイスの種類 | 認証方法 | 認証の手順 |
---|---|---|
スマホ | 認証アプリ(Microsoft Authenticator) | 表示された番号を、アプリで選択する |
スマホ / 携帯電話 | SMS(テキストメッセージ) | テキスト送信された認証コードを入力する |
固定電話 / 携帯電話 | 電話(音声) | 音声で指示された記号を、電話機でプッシュする |
※アプリの登録は、複数台可能
(例:スマホとiPad)
※電話の登録は、3台まで
(SMSあり=1台、 音声のみ=2台)
STEP【2】多要素認証 の 設定
- 下記のマニュアルを参照し、設定を行います。
- 良好なネットワーク環境で、タイムアウトに注意して速やかに作業してください。
- パソコンと設定するデバイスを手元に準備してください。※スマホのみでも可能ですが、手順が複雑になります。
STEP【3】セキュリティ情報 の 確認
- MAINアカウントの「セキュリティ情報」のページにて、登録されているデバイスを確認します。
◆セキュリティ情報:https://mysignins.microsoft.com/security-info
※認証が必要です。認証が未設定の場合は、設定後にアクセスしてください。
◆設定例
- 自宅の電話(音声のみ)※予備
- スマホの電話(SMSと音声)
- スマホのアプリ
- タブレットのアプリ
- デフォルトでは【アプリ認証】が最優先になります。 ▶変更方法は、こちら
複数のスマホに【アプリ認証】を設定した場合は、同時に送信されます。(例:スマホとiPadに設定)
多要素認証 の リセット(初期化)
- 上記の手順で解消できない場合は、情報センターにて【リセット】(初期化)をする必要があります。
- リセットが終了した後、始めから「多要素認証の設定」を行ってください。
■【リセット】の申請方法
- 本人確認 が必要なため、情報センター窓口にて対面で行います。
※その他の方法(電話、メール等)では申請できません。- 本人確認書類(運転免許証等)を持参してください。
- 緊急の場合等は、情報センターまでご連絡ください。
その他
- よくある質問:FAQ(多要素認証)
- アプリ認証の詳細、利用可能な端末:
公式サイト「Microsoft Authenticator」参照
- ここでは、アプリ(Microsoft Authenticator)をインストールできる端末を「スマホ」と称しています
掲載:2024/11